『Climate Live Japan』いよいよ今月開催! あっこゴリラ、ermhoi、KOM_Iら出演者と一緒に「気候危機」を考える音楽イベント

望月 柚花

望月 柚花

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『Climate Live(クライメイト ライブ)』は、イギリスの高校生からスタートした「音楽を通し、気候変動問題を同じ世代に知ってほしい」という想いが込められているプロジェクトだ。世界中の若者が主体となり40ヶ国以上もの国で開催され、日本でも『Climate Live Japan』として2021年にオンライン配信イベントという形で2度開催された。

2022年10月16日(日)、日本で3度目となるClimate Live Japanを開催。会場は渋谷WWWW / WWWXで、今回がClimate Live Japan初の有観客イベントとなる。

当日は出演アーティストによるライブステージ、気候変動に対して活動を行うゲストのスピーチ、会場内での気候変動問題についての展示など、音楽をきっかけに気候変動や自然災害について学べる盛り沢山なイベント内容になっている。

また、10月30日(日)には渋谷パルコ9階『GAKU』にてアフターイベントを開催。ひとつの対象を鑑賞し参加者で対話する「対話型鑑賞ワークショップ」や、出演アーティスト協力のフリーマーケットを予定している。

残り約7年、自分たちにできることを考える

気候変動問題による自然災害が加速し、修復が困難とされている「ティッピングポイント」まであと約7年。3度目となるClimate Live Japanでは「7年後の2030年までに、自分たちに何ができるのか?」ということを問うため、『COUNTDOWN2030』をイベントテーマとしてかかげている。

残り時間が約7年。改めて数字で認識すると、日常生活で薄れがちな危機感がぐっと実体を持って迫ってくるようだ。

しかしこの問題は、誰かがひとりで深刻に背負い、考え、行動していくものでもない。たとえば友達や家族などの身近な人たちと気候変動問題についてカジュアルに話してみたり、「最近マイボトルを買ったよ!」とか「可愛いエコバッグを持ってるね」と話すだけでも変わることはある。

アクションは人によって形が違うが、そこには正解も不正解もない。

今回のClimate Live Japanでは、色も形も何もかもが違う、人それぞれの気候変動問題へ対する「できること」が生まれる場となるだろう。

出演アーティスト
あっこゴリラ

ラッパー。2017年にCINDERELLA MC BATTLEで優勝し、2018年に1stアルバム『GRRRLISM』を発表。2019年よりJ-WAVE「SONAR MUSIC」メインナビゲーターをつとめるなど精力的に活動している。

ermhoi

日本とアイルランドにルーツを持つアーティスト。独自のセンスが光る世界観で聴く人を惹きつける。映像やTVCMへの楽曲提供、ボーカルやコーラスサポートなど、幅広い活動を続け、2018年には小林うてな、julia shortreedとblack boboiを結成している。

碧海祐人

繊細かつ情緒的なサウンドの作品で注目を集める若手アーティスト。2020年9月にリリースのEP『逃避行の窓』が1ヶ月で20万回再生され、Spotifyで注目の新人を集めた大型公式プレイリストに名を並べている。

KOM_I

声と身体を使った独自の表現を行うアーティスト。日本の郷土芸能や北インド古典音楽に影響を受け、これまでに奈良県明日香村にある石舞台古墳でのパフォーマンス 『石室古墳に巣ごもる夢』や、東京都現代美術館で作曲家のクリスチャン・マークレーのグラフィッ ク・スコア『No!』のソロパフォーマンスなどを行っている。音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」初代ボーカル。

春野

作詞作曲、トラックメイクやミックス、マスタリングまで自身で行う、マルチな才能を発揮しているシンガーソングライター兼プロデューサー。トラックや歌唱だけではなく心を揺さぶる抒情的なリリックも話題を呼ぶ。2020年にはEP『IS SHE ANYBODY?』がApple MusicのR&Bチャートで1位を獲得し、注目を集めている。

TAMTAM

Kuro(Vocal、Trumpet、Synthesizer)、高橋アフィ(Drums、Manipulate)、ユースケ(Guitar)、石垣陽菜(Bass)からなる4ピースバンド。2019年7月に「FUJI ROCK FESTIVAL’19」へ2度目の出演、同年5月にはバンド初の海外(カナダ3都市)公演を行い、2020年5月にはフルアルバム『We Are the Sun!』を発表している。

INFORMATION
Climate Live Japan(クライメイト ライブ ジャパン)

【日時】
2022年10月16日(日) 16:00開演
(有観客開催、一部YouTubeにて無料配信)

【会場】
渋谷WWWW / WWWX

【入場料】
3,000円(ドリンク代別)
eplusにて販売

【出演アーティスト】
あっこゴリラ、ermhoi、碧海祐人、KOM_I、春野、TAMTAM

【スピーチゲスト】
a(n)action、ほか気候危機に対して活動をしている方々

【HP / SNS】
Official Website
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(文・望月柚花)