独断と偏見だが、フェスやライブでOn（オン）を履いている人を見るとそれだけで「おっしゃれ〜！」と思ってしまう。「ランニングシューズ界のApple」と評されているだけあって機能性とデザイン性の共存が見事だし、そもそもスイス発というだけでなんだかお洒落だ。スイスでのシェアは非常に高く、「スニーカー界のGAFA」なんて称され方もあるのだとか。
そんなOnが2020年5月7日（木）、新作スニーカー『Cloudnova』を発売する。川久保玲ディレクションのセレクトショップ『DOVER STREET MARKET GINZA』のオンラインショップなどでの販売に先駆け、4月30日（木）よりOnのオンラインショップで先行抽選販売の申し込みがスタート。気になる方はぜひチェックを。
新作・Cloudnova（クラウドノヴァ）とは
Onは元プロトライアスリートが立ち上げたパフォーマンスブランド。現役時代にアキレス腱の慢性的な炎症に悩まされていたことから、新しいクッショニング技術を開発。それが、OnのDNAである特許技術「CloudTec®︎」だ。
Onのスニーカーは、庭の水まきホースから着想を得たというユニークな形状のソールが特徴。その「CloudTec®︎」アウトソールが着地時の衝撃を分散させ、さらにミッドソールに内臓された板バネ状の「Speedboard™️」が爆発的な蹴り出しを可能にしてくれる。一度履くと、驚くほど軽く走れることに快感を覚えるはずだ。
また、個人的に気になっているのは、かかとから足首の部分に仕込まれたソックス状のインナー。ホールド力を高めて快適な履き心地をもたらすのに一役買っているという。シューレースを通しているタン部分のデザインもすごくかわいい。
カラーは「White Umber」と「Black Eclipse」の2色展開。初見では合わせやすい「Black Eclipse」がいいな〜と思っていたが、「White Umber」のニュアンスカラーの組み合わせもめずらしくて魅力的に思えてきた。どうしよう…。いずれもアッパーがメッシュ仕様なので、ゴツくなりすぎずタウンユースでもスタイリッシュに履けそうだ。
テニス界の皇帝、フェデラー選手がOnのシニアチームに
Onが日本に上陸してまだ数年だった頃の2016年、オン・ジャパン代表の駒田博紀さんにインタビュー取材をさせていただいたことがある。Onを日本で広めるために、自身もOnを履いてトライアスロンを始めるなど、ブランドへの愛と情熱を感じた。
2010年にスタートして今や世界55か国、6,500店舗以上で販売されているOn。昨年11月には、スイスの伝説的プロテニスプレイヤーであるロジャー・フェデラー選手がOnのシニアチームに加入し、投資家として、また新商品開発やマーケティングのアドバイザーとしてブランドに携わっていくことが決まった。
日本でも今後ますます注目されていくであろうOn。フェス・ライブの再開には時間がかかってしまいそうだが、その日が来たら迷わず『Cloudnova』を履いて思いきり音楽を楽しみたい。
（文・三橋温子）
INFORMATION
モデル名
Cloudnova（クラウドノヴァ）
販売価格
15,800円（税抜）
カラー展開
White Umber、Black Eclipse
サイズ展開
メンズ／25cm～29cm、ウィメンズ／22cm～26cm
発売日
2020年5月7日（木）
販売店舗
・On オフィシャルオンラインショップ 先行抽選販売
申込期間：4月30日(木)～5月6日(水) ※5月7日(木)に当選者はメールにて発表予定
・DOVER STREET MARKET GINZA E-SHOP
・atmos（店舗営業状況に準ずる）
・atmos オンラインショップ
・B-MING（店舗営業状況に準ずる）
・NEUTRALWORKS.（店舗営業状況に準ずる）
