新世代ギターロックバンド、RIP DISHONOR / バイリンジボーイが描き出す色鮮やかな心情|『HEYDAY!』出演者紹介#3

三橋 温子

三橋 温子

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8月8日(火)に新宿MARZ / Marbleで開催されるZ世代アーティストのライブイベント『HEYDAY! (ヘイデイ)』。その出演者9組の紹介連載も今回がラスト。

10代限定フェス『閃光ライオット 2023』でファイナリストに輝き話題を呼んでいる、高知発の現役高校生ロックバンド・RIP DISHONOR。共感性の高いストレートなメッセージを爽快なギターロックに乗せて放つ、千葉発のロックバンド・バイリンジボーイ。

令和のギターロックシーンを象徴するバンドになるであろう2組の、バイオグラフィーと必聴ソングをご紹介!


RIP DISHONOR(リップディサナー)

卓越した音楽性と演奏技術で魅了する、現役高校生バンド
『春時雨』
RIP DISHONOR
youtube動画


“自分たちの音楽が生きることに不安や退屈を感じている人の支えとなるように、そういう感情を抱擁してあげられるように”と、RIP DISHONOR(不名誉を裂く)という造語をバンド名に選んだ彼ら。驚かされるのは、そのとき彼らは中学1年生であったことだ。

下田睦典(Vo./Gt.)、井関雄人(Gt.)、上田楓(Ba.)、矢野川優斗(Dr.)の高校生4人からなるRIP DISHONORは、その早熟な思考が紡ぐ豊かな音楽性と、高い演奏技術が魅力のバンド。

全曲の作詞作曲を担当する井関(Gt.)による最新曲『春時雨』は、ギター・ベース・ドラムそれぞれのテクニカルかつ伸びやかな演奏と、まさに春のにわか雨のようなデジタルサウンドとが混じり合う、切なくも清らかな楽曲。楽曲の世界観に深みをもたらしているのは、「自分の声が楽器」だと語っていた下田(Vo./Gt.)の歌声だ。あどけなさの残るハイトーンにファルセットが絡み、不意に胸の奥がえぐられたり、その声の柔らかさに安心したりする。

2022年の全国高校生アマチュアバンド選手権『TEENS ROCK IN HITACHINAKA』でグランプリに輝き、地元の高知県警のCMに楽曲が起用されたこともあるRIP DISHONOR。先日は、ソニーミュージックとラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』による、9年ぶりに再始動した10代限定フェス『閃光ライオット 2023』で、総応募者数3,674組中わずか9組のファイナリストに選出された。

その輝かしいファイナルステージから一夜明けた8月8日(火)、『HEYDAY!』のステージにトップバッターとして立つことが決まっている彼ら。『閃光ライオット』での興奮がさめやらないなかでどんなパフォーマンスを魅せてくれるのか、期待せずにいられない。


RIP DISHONOR

2018年11月に結成。平均年齢17歳の4ピースバンドで高知を拠点に活動。2020年夏オリジナル音源4曲入りの音源をリリース。2021年11月 2曲入り『夜雨』をデジタルリリース。

作詞・作曲はGt.井関が主に手がけている。「人間の感情や表現」をコンセプトに描かれた歌詞が特徴の楽曲をVo.下田の透き通る声で歌い上げる。

バイリンジボーイ

青春の純粋さ、一途さ、歯痒さ、ズルさ、すべてを直球で歌う
『世界が終わってしまう前にもう一度君に会いたくなったんだ』
バイリンジボーイ
youtube動画


青春って、どうしてこんなに魅惑的なんだろう。なんでもないことにいつまでも笑い転げられる純粋さ、脇目もふらず一直線に好きになれる一途さ、あふれ出る感情を的確に言葉にできない歯痒さ、すべてが愛おしいし輝いて見える。

バイリンジボーイを聴いていると、青春の真っ只中にずっと生きていられそうな気分になる。『世界が終わってしまう前にもう一度君に会いたくなったんだ』なんて、タイトルからすでに青春200%だ。歌詞もボーカルもバンドサウンドも、潔いほどにストレートでキャッチー。こんなにド直球で勝負できるバンドはなかなかないだろう。

サビ前の〈I LOVE YOU〉のコールアンドレスポンスは、コロナによる制限がなくなった今こそ、オーディエンスみんなで思いきり合唱したい。

ストレートでキャッチーな魅力はそのままに、疾走感あるビートに切ない歌詞が乗る『ごめん』や、〈愛せなくてごめんね〉という虚を突かれるようなフレーズから始まる『ふたりのせい』、上京経験のある人は胸が締めつけられること必至のバラード『東京』など、別れを歌った楽曲もぜひ。むしろ、こうした楽曲こそが彼らの真骨頂かもしれないと思えるほどに、恋愛中の心情を繊細に描き出している。

今年6月に淡路屋貴志(Ba./Cho.)が脱退し、梅林寺連太郎(Vo./Gt.)と石塚清春(Dr.)の2人体制で再スタートを切ったバイリンジボーイ。バンドの形が変化しても、変わらずに青春を歌い続けてほしい。


バイリンジボーイ

バイリンジボーイは2019年千葉にて結成、梅林寺 連太郎(Gt/Vo)、石塚 清春(Dr)からなるロックバンド。

Gt/Vo 梅林寺の実体験からなる誰もが一度は感じたことのある気持ちを心に刺さるストレートなリリックで表現。突き抜ける爽やかで力強い歌声と一度聴いたら離れないフレーズをグッドメロディにのせて、ガラパゴス状態、 飽和した音楽シーンを2ピースバンドが塗り替える。バイリンジボーイが新たな音楽シーンを築く。


(文・三橋温子)

INFORMATION

HEYDAY!

【日時】
2023年8月8日(火)
OPEN 15:00 / START 15:30

【会場】
新宿MARZ(Official Website
新宿Marble(Official Website

【料金】
一般:前売3,800円、当日4,300円(いずれも税込/ドリンク代別途必要)
学割:前売2,800円、当日3,300円(いずれも税込/ドリンク代別途必要/学生証提示)

【チケット】
イープラス(購入はこちら
※2023年7月10日(月)12:00 販売開始

【出演
um-hum / KADOMACHI / スズキケント / センチメンタルリリー / downt / バイリンジボーイ / 穂ノ佳 / RIP DISHONOR / RINNEEE(吉田凜音)

【主催】
HEYDAY! 制作委員会

【協力】
Eggs / 東放学園音響専門学校 / ヂラフマガジン

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