ブレイクの予感! 関西発の若手インディーズバンド10選

倉田 航仁郎

倉田 航仁郎

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全国に数多いる新進気鋭の若手バンド。今回はその中から関西で活動するインディーズバンドに注目し、今後ブレイクが予想される10組をピックアップしてご紹介!

ジャンルも音楽性も飛び越えた個性的な彼らの世界観に触れてみてください!


キュートでポップな歌声に釘付け!
大阪発の女性ボーカルバンド『ネクライトーキー』

ギター/朝日を中心として2017年に結成された、ネクライトーキー。2020年1月にソニーミュージックよりメジャーデビューしました。

ギターボーカル/もっさのキュートな歌声は、そのフワっとした外見と合わさって一度聴いたら心から離れません。そんなボーカルを支える、グルーヴィーなベースとドラムの上で踊るリズミカルなギターにポップなキーボードも必見です!

自称「大阪・キラキラ系POPミュージックバンド」はダテじゃない!
大阪発の女性ボーカルバンド『POP ART TOWN』

同じ専門学校に通う4人で2016年に結成された、POP ART TOWN。楽曲ごとに様々な表現を見せてくれるジャンルレスなバンドです。

音楽を聴いているだけで情景が浮かぶような表現力は唯一無二。キャッチーなメロディーで揺れる、ゆるいながらも芯のあるボーカルはリスナーの心に直接語りかけてくるようです。

抜群のポップスセンスと確かな歌唱力。
兵庫発の女性ボーカルバンド『Portoneon』

2014年に兵庫で結成された、Portoneon。結成後、セルフマネジメントで精力的な活動を続けるボーカル/neonかな、ギター/うえでぃーの、2人組みポップロックバンドです。

オシャレで自然と身体が動いてしまうポップスから、涙を誘う壮大なバラードまで歌いこなすレンジの広さはポテンシャルの高さを感じさせます。

哀愁と憂いのスリーピース!
京都発の女性ボーカルバンド『Hakubi』

弾き語りで活動していたボーカル/片桐を中心に2017年、京都で結成されたHakubi。

「同類の中で、特別にまさっている人や物」を意味する「白眉」をバンド名に持つ彼らはその名の通り、凛としたボーカルと胸に刺さる歌詞で他と一線を画す個性を放っています。スリーピースというシンプルな編成だからこそできる真っ直ぐな表現が魅力です。

男女ツインボーカルが奏でる
異色のオルタナティブダンシングバンド『ロボトミートロボ』

2016年に大阪で結成された、ロボトミートロボ。セリヌンティウス藤澤と星ひできからなるツインボーカルと、攻撃的でダンサブル、そしてどこか懐かしさを感じるサウンドを武器に猛進を続けています。

個性的な雰囲気はダテではなく、歌唱力と演奏力も確かなもの。激しさだけでなく力強いミディアムバラードも歌いこなす表現力は聴くものを飽きさせません。

重厚でヘヴィーなサウンドに絡み合う男女ツインボーカル。
『そこに鳴る』

2011年から活動している男女2人組バンド、そこに鳴る。ギターボーカル/鈴木重厚とベースボーカル/藤原美咲という編成ながら、テクニカルでいて重厚なヘヴィーサウンドを紡ぎだす彼ら。全国のライブハウスをSOLD OUTさせ、海外にまで活動の拠点を広げています。

激しさだけでなく、印象的で綺麗なメロディは何度も聴きたくなる心地よさを兼ね備えています。

個性が光るダンサブルロック!
大阪発の男性ボーカルバンド『感覚ピエロ』

2013年に大阪で結成された4ピースバンド、感覚ピエロ。結成当時から自主レーベルを立ち上げ、アートワークからレコーディングなど含む全てを自分たちでマネジメントするという独自のスタイルを貫いており、勢力的な活動を続けています。

ドラマや映画の主題歌に抜擢されるなど、メディアでの露出も増えている彼らの快進撃はとどまることを知りません。エロさとエモさを兼ね備えたセクシーなサウンドを是非一度ご堪能ください。

1曲1曲にドラマのようなストーリー性を持つ
大阪発の男性ボーカルバンド『ドラマストア』

2014年に大阪で結成された4ピース正統派ロックバンド、ドラマストア。バンドのコンセプトは「君を主人公にする音楽」。

ストーリー性に富んだ歌詞の世界と、それを表現する音楽性はドラマ仕立てのミュージックビデオでもうかがい知ることができます。耳にスッとなじむ心地よく優しいボーカルとキャッチーなメロディを武器に、リスナーの世代を選びません。

常に最新を求める新進気鋭のブルース!
大阪発の男性ボーカルバンド『バニーブルース』

ネオジャパニーズロックを掲げて2012年に大阪で結成された、バニーブルース。60年代のロックンロールを彷彿とさせる音楽性に、いい意味でクセが強く印象的なハイトーンボーカルを武器にライブハウスを沸かせ続けています。

見た目やクセに騙されるなかれ、自らの個性を生かすための技術力は確かなもの。常に新しいものを求めてリリースを続ける彼らの動向から今後も目が離せません。

一度見たら忘れることができない
大阪発の男性ボーカルエンターテイメントバンド『Dr.FOOL』

2013年に『ChromeCipher』から改名して本格的に活動を拡大している、Dr.FOOL。THE大阪という感じのエンターテイメント性でライブハウスを席巻する彼ら。

歌って踊れる音楽性と、自然と身体が動いてしまうスター性は圧巻。大阪で開催されたライブサーキット『MINAMI WHEEL』では入場規制が掛かるほど。今年も全国のライブやフェスを沸かしてくれることでしょう!


エンターテイメントの本場、関西で培われた多種多様な若手バンドの今後に大注目!

今後ブレイクしそうな関西発の若手インディーズバンドを10組ご紹介してきました。エンターテイメントの本場、関西を拠点にインディーズという枠にとらわれずに自由な発想で活動する彼ら。多様な音楽性と個性を融合し、ジャンルや国境を超えて活動の幅を広げ、今後のミュージックシーンを席巻してくれることは間違いありません。

テレビで、ラジオで、ライブ会場で、彼らの音楽に触れる機会があるでしょう。これからの活動から目が離せません!

(文・倉田航仁郎)