「好きだから歌っている」。このスタンスを貫くように集まった、スリーピースバンド、街鳴り(まちなり)。
ボーカルSorakoを中心としたシンプルな編成でありながら、ストレートな想いを紡ぐ音楽性は不思議な魅力に溢れている。初ライブにたまたま来ていた音楽関係者からミュージックビデオ制作やレコーディングサポーターの申し出を受けるなど、その注目度は高い。
今回はそんな街鳴りについて紹介していこうと思う。
渾身の力を込めた1stミュージックビデオ『胸の内』
結成半年後の12月に参加した初のライブに偶然居合わせた、「夢を追いかける人を応援するチャンネル」のUra_KoALA label関係者。演奏する姿を見て彼らのポテンシャルに気づき、ミュージックビデオ制作とレコーディングサポーターの申し出をしたことで完成したミュージックビデオが『胸の内』である。
初めてのミュージックビデオ制作とレコーディングであるにもかかわらず、自分たちで絵コンテを描いてイメージしている映像を伝えるなど、まさに渾身の力を込めた作品となっている。
逆光がメインの映像で「胸の内」を表現し、楽曲の切れ味の鋭さと切なさを見事に描いているので、ぜひ見てみてほしい。
『胸の内』を含む1st Single『オーバーフロー』
作曲が初めてであるというSorakoが苦心の末、溢れるような想いをカタチにしながらこの世に生み出した楽曲たちが詰まった、1st Single『オーバーフロー』が現在発売中。ファン投票によって決定した3曲が収録されている。
先ほども紹介したセツナ系ロックチューン『胸の内』、ファルセットが心地いいミディアムナンバー『クライ』、疾走感のある『6月』。
たった3曲だけでバンドとしてのバリエーションの豊富さと、街鳴りの音楽性の広さを感じることができる名盤となっているので、要チェックな1枚だ。
トレーラームービーも公開されており、作品をダイジェストで聴くことができる。発売前から全国のファン待望となっていた今作は、下記サイトから購入可能だ。
MESSAGE
結成してからたくさんの人たちに支えられて、ミュージックビデオや音源をみなさんに届けることができています。
まだ結成して1年ですが、これからも私たちだけでなく、みなさんと一緒にいい曲を作っていきたいと思います。これからも、ぜひ応援お願いします!
Sorako(街鳴り)
(文・倉田航仁郎)
PROFILE
街鳴り(まちなり)
メンバー
L→R
ぞの(Drums)
ごうや(Bass / Chorus)
Sorako(Vocal / Guitar)
活動開始
2019年
主な活動拠点
関西
HP / SNS
公式サイト
公式Twitter @machinari_osaka
公式Instagram machinari_osaka
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