【cadodeインタビュー】ワンマンライブ「cadode live “SAK”」開催直前! 身体に訴えかける熱量を共有したい

望月 柚花

望月 柚花

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TVアニメ『サマータイムレンダ』1stEDテーマ曲『回夏』を手がけ、映画『味噌カレー牛乳ラーメンってめぇ〜の?』の主題歌『かたばみ』や、ゲーム『サマータイムレンダ Another Horizon』のEDテーマ曲『さかいめだらけ』を制作するなど、活動開始から現在までスピードとパワーを緩めることなく活躍する音楽ユニット・cadode。

彼らが作り続ける独自の世界観、そして心が鮮やかに彩られるようなライブパフォーマンスは、一体これから先どんな進化を見せるのだろうか。

2024年1月19日(金)渋谷Spotify O-WESTにて行われるワンマンライブ「cadode live “SAK” (サク)」を目前に、今回のライブでの新たな試みについて語ってくれた。


今回はバンドセット開催!
新たな試みでさらに豊かなステージに

リハーサル風景

——1月19日のライブ「cadode live SAK」では、これまでと違う新しい試みのステージになるとお聞きしました。

cadode: そうですね、cadodeとしてかなり久しぶりのフルバンド編成でのライブになります。全曲フルバンド編成ではなく、曲によって形態を変えていく予定です。

——バンド編成! それは楽しみですね!

cadode: はい、まだ準備に奔走している段階なので、これからも新たな壁は出てくるかもしれません。でも、前回の単独公演よりも表現の幅を大きくできると感じています。

——ちなみに、今回バンド編成でライブを行うことに決めたきっかけや経緯はどんなものだったのでしょうか。

cadode: 構想としてはかなり前からあって、ずっとあたためていた企画ではあったんです。活動を続けるうちに楽曲の数も増え、三人編成も結構やってきたので、「そろそろバンド編成でやってみようか」という流れになりました。

身体的に響き合い、共有すること
——cadodeのライブの「これまで」との違いや、今回バンドセットでライブを行うと決めて準備を進めていく中で感じたこと、見えてきた意味などを教えてください。

cadode: そうですね……。これまでのライブでは、楽曲のモチーフである内省的な精神性や世界観を重視していたので、どうしても身体的な一体感や繋がりと両立しにくいという面がありました。でも、ライブというものは極めて身体的なものです。目の前に人がいるからこそ、お互いに伝えあえるものがある。「皆でここにいる意味」を共有できる。

——バンド編成でのライブだと、身体的な一体感を生む力がより強いということでしょうか。

cadode: はい。バンドセットは編成としては典型的ですが、音源では難しい、身体に訴えかける熱量があると思っていて。そこに大きな価値があると感じています。

——なるほど。そこからさらに「こんなステージにしたい」という具体的なイメージはありますか?

cadode: cadodeがひとつの完成形としてリリースしている楽曲を、本質を損なわずにどうアレンジするか、ということは当日まで考え続けるつもりです。ライブに来てくださる方々と、少しの感情だけでも構わないので、お互いに熱を与え合い、それを持ち帰れるような日にしたいと思っています。

——最後に、来場される方々へ一言メッセージをお願いします!

cadode: いつも言っていることですが、来てくれる方、聴いてくれる方、ただただ感謝しかありません。cadodeの音楽が、少しでも誰かの人生の一部になれることが本当に嬉しいです。当日もどうか気を付けてお越しください! 最高の日にしよう!

(取材/文・望月柚花)


INFORMATION
cadode live “SAK”

【日時】
2024年1月19日(金)
OPEN 18:00 / START 18:30

【会場】
SHIBUYA Spotify O-WEST(Official Website

【料金】
6,400円(ドリンク代別途必要)

【チケット】
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