《NEWS!》学生を中心としたオンライン楽曲制作プロジェクト『No more Project』始動!

三橋 温子

三橋 温子

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音声SNS・Clubhouseから、新時代の音楽プロジェクトがスタートした。学生を中心としたアーティストやクリエイターがオンライン上で集まり、楽曲の制作からリリースまで実現する『No more Project』。仕掛け人は、Kakkaの名前でアーティスト活動もおこなう大学生・赤金諒亮さんが主宰するインターネットレーベル『FTZ records』(エフティーゼットレコーズ)だ。

2021年9月9日(木)、本プロジェクトの第1弾として配信シングル「No more…」をリリース。大学生トラックメイカーのKinail(キネイル)を中心に、Clubhouseで出会った若手アーティスト・クリエイターらのコラボレーションにより生み出された、学生ならではの感度の高さとみずみずしさが光る楽曲となっている。

Z世代ならではの新プロジェクト
『No more Project』

未曾有のコロナ禍は、当然ながら大人だけでなく学生たちをも苦しめている。制限の多い生活のなかで、諦めざるを得ない夢や野望もたくさんあっただろう。だが、そんな状況を逆手にとり生まれたオンラインプロジェクト『No more Project』からは、Z世代ならではの機転や強さが感じられる。

本プロジェクトでは、主に3つの活動が展開される。応募時点で学生であれば誰でも参加できるので、興味のあるかたはぜひジョインしてみては。

①アーティスト・クリエイターマッチング
「楽曲を作ってみたい」「歌ってみたい」そんな思いを持った人が誰でも気軽に参加できます。公式サイトのフォームよりご応募いただき、それらの情報をもとに楽曲や作りたい作品の合う人たちをつなげていきます。オンラインミーティングの場を設けて作品作りのきっかけを提供していきます。

②マルチディレクション
学生メンバーで構成されたアーティストサポートチーム「FTZサポーター」を中心とし、楽曲のリリースや公開に向けた制作活動をおこなっていきます。同世代の強みを活かし、互いに意見を出しやすい制作の場を作っていきます。

③ワークスプロモーション
楽曲が完成した後は、配信のサポートに合わせてプロモーション活動もおこなっていきます。制作側・サポーター側共同で、MV制作やSNS運営などを通してより多くの人に作品を届けられるよう活動をおこないます。

この3ステップの過程のなかで、さまざまな学生団体やメディアと協力しながら新たなクリエイティブをサポートしていきます。

公式サイト
応募フォーム(※対象:応募時点で学生のかた)

コロナ禍でもがく若者たちの背中を押す
「No more… 」

新世代トラックメーカーのKinailをはじめ、シンガーソングライターのたいき・Shion、ラッパーのFRAAP(フラープ)、トラックメーカーの茶門、イラストレーターの鈴など、Clubhouseで出会ったさまざまなジャンルのアーティストとクリエイターが完成させた楽曲「No more…」。リリース日とタイトルには、苦痛(9/9)をこれ以上(no more)繰り返さないという意味が込められており、コロナ禍で悩みもがく学生を勇気づける楽曲となっている。

Kinail 3rd Single
「No more… 」

アーティスト名:Kinail, Shion, たいき, FRAAP, 茶門, Kakka
配信開始日:2021年9月9日(木)
プレオーダー・配信リンク:こちらから

※iTunes Store・レコチョク・OTOTOYほか主要配信サイト、Apple Music・Spotify・LINE MUSIC・AWA・Amazon Musicなど主要定額音楽ストリーミングサービスにて配信

楽曲制作コメント

トラックの制作を担当しましたKinailです。今回の楽曲は、3人のボーカリストそれぞれの歌声をトラックに載せるということで、僕にとっては異例の挑戦でした。しかし、みなさん素晴らしい歌声と歌詞で僕のトラックを魅力的にしてくれました。「聴き手のみなさんに何か心に刺さるものを伝えたい」という考えのもとに作曲しました。ぜひ聴いてください。(Kinail)

歌詞・ボーカルを担当させていただきましたShionです。しんどい時があってもいい、泣きたい日があってもいい。だけど、最後は前を向けるような強い気持ちで生きていきたい。そんな気持ちを込めて作りました。ぜひ聴いていただけると幸いです。(Shion)

メロディと作詞、歌を担当させていただきましたが、この曲は自分が今まで作った曲で、とても思い入れのある曲となっていて、初めて人と一緒に作るということをしました。一人で作っていたら思いつかなかったアイデアがたくさん詰まっていて、色々なかたに聴いてもらいたい曲になりました。
コロナ禍で大変な時期に、人と繋がってなにかを生み出すということに関われたのは、とても幸せなことです。その幸せを噛み締めてこれからも活動していきたいです。(たいき)

前半の4小節は、浮遊感のある表現をした歌詞なので説明したすぎるのですが、聴き手のかた一人ひとりの解釈を大切にしようと思い、ここではお口はミッフィーでいます(?)。後半の4小節は、直喩でポジティブな表現をして、私の歌詞の入りから終わりにかけて、斜め上に抜けていくようなイメージで書きました。FRAAP節を感じられるパートになったのではないかなと思ってます。
楽曲全体としては、今現在、私たちと同世代のかたが抱えている悩みや不安、この先の未来について書かれた楽曲なので、この作品を聴いてくださったかたの不安を代弁し、勇気づけることができたらなと思ってます。(FRAAP)

お問い合わせ先

⬣ FTZ records ⬣
インディーズのさらに基盤となるインターネットレーベル・キュレーションメディア
代表者:赤金 諒亮
設立:2020年02月02日
Tel:070-8420-5822
事業内容:楽曲の管理、CD等の原盤制作、アーティスト・クリエイターの発掘・育成及び管理、音楽ソフト・商品の制作

(文・三橋温子)