どこでもドラム練習ができる最新ガジェット『Freedrum』のクラファン開催中!

倉田 航仁郎

倉田 航仁郎

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スウェーデンにあるデザインスタジオが開発した、究極のエアードラム『Freedrum』。この名を初めて聞く人も多いと思うが、手軽な装置を装着するだけでドラムセットがなくても音が鳴らせる優れものである。今回はこの商品について紹介していく。


『Freedrum』の日本正規輸入を実現するクラウドファンディングが開催中

アメリカのクラウドファンディングで合計4,000人以上から約6,700万円の支援を集めた『Freedrum』。その話題性はダテではなく、商品を受け取った支援者からもクオリティの高さを評価されている。

そして今、『Freedrum』を日本へ正規輸入することを目指し、商品をリターンとして特別価格で入手できるクラウドファンディングが開催中だ。目標金額1,900,000円のところ、6月25日(木)の募集終了まで約1ヶ月を残してすでに支援金総額5,000,000円を超えているところからも、その注目度の高さがうかがえる。

支援(商品購入)は1万円台から。ぜひこの機会に新たなガジェットをいち早く手に入れ、世に広める支援をしてみてはいかがだろうか。

音が鳴らせるエアードラム『Freedrum』の魅力とは?

スティックと足先に専用の小型デバイスを取り付け、専用アプリを入れたスマホなどの端末とBluetoothで接続するだけ。あとはドラムを叩くようにスティックを振り、ペダルを踏むように足を動かせばスマホなどからドラム音が聴こえるという手軽な仕組みだ。

取り付けるデバイスも非常に小型かつ軽量で、スティックを動かすとき邪魔に感じることがないにもかかわらず、1時間のフル充電で14時間も持続するバッテリーを搭載している。

どこにでも持ち運べて電源を気にすることもないこの手軽さで、多くのファンを獲得してきた『Freedrum』は、あたかもそこにドラムセットがあるかのように演奏することが可能だ。クラウドファンディングサイト『kibidango』では実際のプレイ動画も多く配信されている。

『Freedrum』の音はMIDI変換されて再生される

デバイスに内蔵されたジャイロスコープによって動きを検出し、その情報はMIDI音源に変換される。この情報がBluetooth経由でDAW(アプリやGaragebandなど)に送られて、スピーカーやヘッドフォンなどからドラム音として再生される仕組みだ。

そのため、使いこなせば宅録などでも活躍間違いなしのガジェットと言える。

エアードラムだからこそのデメリットも理解しておこう

いいことずくめの『Freedrum』だが、何もない虚空を叩くエアードラムだからこそのデメリットがあることも理解しておこう。それは、「実際のドラムを叩いているイメージが必要」ということだ。

ドラムセットを実際叩く場合、座る位置や高さ、タムやシンバルとの距離感や場所を、視覚と触覚で感じながら演奏する。当然ながら、打面を叩いたときに発生するスティックの反動やタム回しでリムを叩いてしまったときの感覚を身体で覚えているのだ。

しかし『Freedrum』には、当然ながら実際に触れる打面が存在しない。そのため、実際にドラムセットを叩いているときのイメージを持った上でプレイしないと何が何だかよくわからないことになってしまう。

もし全く生ドラムに触れたことがない場合は、一度触れてから『Freedrum』をプレイしてイメージを膨らませるようにするといいだろう。何事も「実物のイメージを理解した上で、擬似体験を活用する」ことが大切だ。

イメージトレーニングに彩りを添える『Freedrum』を応援しよう!

『Freedrum』とスマホさえあれば、いつでもどこでもドラムプレイが楽しめるという画期的なこの商品。自宅にドラムセットがない場合など、音を聴きながらイメージトレーニングするには最適だ。装着するデバイス自体も手軽であることから、今後ドラマー界隈で話題になることだろう。

そんなブームに先駆け、いち早く『Freedrum』を手にして使いこなすことで周囲の注目を集めることは間違いない。

すでに目標金額はクリアしているが、今も支援は継続して募集しているので、一度クラウドファンディングのページで詳細情報を確認してみることをオススメする。『Freedrum』で、あなたのドラムライフに彩りを添えてみよう!

(文・倉田航仁郎)


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