《NEWS!》uyuni 1st EP『3』5/31リリース! バンドサウンドのセルフカバーでひらく新境地

望月 柚花

望月 柚花

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2018年5月から活動を開始し、現在まで全ての楽曲をセルフプロデュースで制作しているアーティスト・uyuni(うゆに)。エモーショナルな歌メロと、HIPHOPにポップス、ロックの要素を落とし込んだトラックは、唯一無二の存在感を放ち続けている。

そんなuyuniが、2022年5月31日にEP『3』をリリースした。これまでにリリースした人気シングル3曲+1曲をバンドサウンドにてセルフカバーし、全曲ボーカル録り直し・再アレンジしたEPだ。

2019年リリースの1stシングル『Blueberry Gum』から3年が経ち、今回のEP『3』ではバンド出身という強みを生かし楽曲をよりブラッシュアップしている。

あらゆる感情が渦巻きつつも、美しい全4曲

導入曲「Skit」で流れるように始まり、2曲目の「Blueberry Gum(3 Ver.)」へ続く。悲しさと寂しさはとても似ているものだということ。涙で視界がにじんでいくこと。手からあふれて落ちていく大切なものを見つめていること。このEPがバンドサウンドでのセルフカバーということもあって、生身の人の複雑なあたたかさや存在感を近くに感じる曲となっている。

3曲目の「MUSTARD(3 Ver.)」ではバンドサウンドがはまり、楽曲の重みが増してボーカルが際立つのを感じる。切り傷をそのままにしているような生々しさと、ここにしか居場所がない、ここからしか未来が見えないような、そういう切実さを強く感じる。

美しい流れを残したまま「Season1(3 Ver.)」で終わる今回のEP『3』は、バンドサウンドの迫力と重み、再録によってさらに増したボーカルの説得力、エモーショナルなコーラスワークで楽曲への印象が深まるのと同時に、楽曲やEPそのものの構成美をより強く感じるものとなっている。

uyuniのEP『3』は、あたたかくて切なくて、いろんな感情がまぜこぜになっているのに美しい。どこまでも静かな怒り、切なさ、苦しさ。音楽を作ることだけではなく、この世界に生きていることの喜びと悲しみの全て。それを外に吐き出して発散するのではなく、ぐっと飲み込んで自分の血肉にしてきたからこそ作れる音楽ばかりだ。uyuniの音楽が持つそういう強さが人を惹きつけるのだと、改めて感じるものとなっている。

uyuni コメント

2019年に初めてリリースしたシングル『Blueberry Gum』から3年が経ち、当時の私が理想としていたサウンドを今回のEP『3』で実現できたことを嬉しく思います! バンド出身という強みを生かし、更に磨き上げた3曲をソリッドなサウンドでお届けします。

今作のデモを初めて耳にした時は、自分の曲に理解や存在証明といった感じ方ではなく、「客観的な感動」を覚え、新たな視点で自分の作品と向き合えた瞬間でした。いつからか、堅苦しい気持ちで音楽制作している自分がいることを見て見ぬふりしていましたが、今作を作り終えてからは「自由でイイよ」と自分を許せた気持ちになっています。

今作にお力添えいただきました皆様、誠にありがとうございました。そして、また一緒に音楽ができたら嬉しいです。

uyuniとしての新しいサウンドに、今後の展開も期待していてくださると幸いです。私の音が少しでも皆様の心の支えになれたら光栄です!

uyuni 1st EP
『3』
2022.5.31 Release

1. Skit
2. Blueberry Gum(3 Ver.)
3. MUSTARD(3 Ver.)
4. Season1(3 Ver.)

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uyuni 2019年インタビュー