【Mashloe】結成半年でサヌキロック出演! 異なる音楽ルーツの二人が紡ぐ、“懐かしさをアップデート”した次世代ポップス

曽我美 なつめ

曽我美 なつめ

「【Mashloe】結成半年でサヌキロック出演! 異なる音楽ルーツの二人が紡ぐ、“懐かしさをアップデート”した次世代ポップス」のアイキャッチ画像


2025年秋にリスタートを切ったポップユニット・Mashloe(マシロ)。前身バンド・Doggy bangとしての数年間の活動を経たのち、現在はギターボーカル・桃珈と、ベーシスト兼コンポーザー・Aoiの二人によるユニットとして、愛媛県松山市を中心に活動を行っている。

新ユニット結成からわずか半年の間にシングル2作のリリースと、四国で活動するバンドにとっての大舞台の一つ、「SANUKI ROCK COLOSSEUM 2026」への出演も叶えるという、華々しい歩みを見せる二人。だがそんな彼女らに話を聞くと、互いにまったく趣味嗜好の異なる中、その“違い”すらも楽しんで音楽制作を行う興味深い一面も垣間見えた。

ユニットの新たなスタートと、脇目も振らず突き進む現在地。フレッシュでありながらも、ある種活動歴に似合わぬ落ち着きも見せる、そんな不思議な二人の魅力に今回はスポットを当ててみよう。


アコースティック×EDM、異色のタッグが辿り着いた“新世代ポップス”

元々、2023年から私とAoiを含めた4名程度で活動していた前身バンドがありまして。活動をしていく中で各々のやりたいこと、叶えたいことが見えてきたタイミングで、Mashloeとして2025年にリスタートする形になりました。特にAoiはベーシストとして活動する中で作曲・編曲に興味を持ち、DTMを始めてわずか1〜2年で完成度の高い作品を作るようになったんです。そのため、世界観やサウンドメイクはAoiを中心に作っていくことを決めました。(桃珈)

過去には別名義のバンドとしても活動していたMashloeの二人。これまでの話を聞くと、紆余曲折あって現在の形へと活動形態を変化させ、従来とは違う形で二人なりの音楽を鳴らし続ける方法を模索して今に至っていることが窺える。

ユニットのサウンドルーツとしては、EDMやトラップミュージック、K-POPのようなシンセサイザーが主軸の音楽になります。空間やノリを演出するシンセサイザーの音作りにこだわって、桃珈の歌い上げる曲の世界を音で表現できるようサウンドメイクしています。最近リファレンスにしているアーティストは、Empty old CityやBABYMONSTERですね。(Aoi)

その模索の結果として、AoiがDTMという武器を扱えるようになったことが間違いなくユニットの大きな転換点であったのだろう。元より桃珈の柔らかく豊かな響きの女声ボーカルと、明るいエレクトロサウンドは相性も抜群。そのマッチングがユニットの方向性の大きな指針となったことは想像に難くない。

また当然、活動形態が大きく変わったことで以前のバンドスタイルの頃とはユニットのコンセプトも大きく変わってくる。今の「Mashloe」としての音楽作りに関して尋ねると、桃珈からこんな返事が返ってきた。

Mashloeは“懐かしさをアップデート”をテーマとしています。私のルーツはアコギ1本で歌うシンガーソングライターなので、歌詞や感情で心を掴む歌謡的なメロディラインが身体に染み付いてて。対してコンポーザーのAoiはミクスチャー系の音やEDM、ヒップホップなどを好み、語呂が良く聴き心地の良い音楽がルーツになっていますね。

そのように2人のルーツが大きく違うので、お互い寄り添いながら長所を活かし、良い方向での化学反応を起こそうと、現在は作詞作曲を桃珈、編曲をAoiが行っています。どちらかに合わせるのではなくどちらの要素も取り入れることで、現代的なサウンドでありながら、歌モノとして心に響く新世代ポップスを築いていきたいんです。

今、最も大事で難しいと感じている所は、歌詞の言葉の発音やメロディのはめ方でしょうか。同じ意味でも違う言い回しを複数考えた上であえてひっかかるワードを残したり、より聞き心地の良い言葉に変えたり。聴いてきたものも好みも違う2人で作る音楽は、どれだけ自分を、互いの音楽性を信じられるかが大事だと思うので。Mashloeとしての印象をどう残したいか、頭を抱えながら諦めず試行錯誤してますね(笑)。
(桃珈)

自分たちの命を燃やす音楽へ、応えてくれる人がいる喜びを噛みしめて

そんなMashloeだが、昨年秋のリスタート後から現在すでに2枚のシングルをリリース。現在は今年1月にドロップした2nd Single「Ivy」のリリースツアー真っ最中となる。

このタイミングで「Ivy」をリリースしたきっかけとしては、東京で映像を撮っている方に楽曲提供の依頼を頂いたんです。預かったリファレンス曲から「青春」をテーマとし、私が作詞作曲した弾き語りの元型に、Aoiがサウンドメイクを施しました。

諸事情により映像の撮影は延期になってしまったのですが、原曲を活かしつつ爽やかなEDMサウンドで聴き手が楽しくなるように作られたこの曲を、今回の主役としてリリースすることに決めたんです。
(桃珈)

さらにユニットは、今年3月には四国最大のライブサーキットフェス「SANUKI ROCK COLOSSEUM 2026」へも初出演。わずか半年の期間で非常に意欲的な活動を見せているが、その現在地点として今、どのような心境なのかも尋ねてみた。

本来ならこの期間では到底なし得なかったことを、本当に大勢の方々に助けて頂き実現出来ています。ユニットとしても最高のスタートを切ることができたな、と。私たちが自分のために命を燃やし、それに応えてくださる方がいるということ。それがどれだけ幸せなことか、既に噛み締めて前に進んでいます。

まだまだこれからたくさんの初めてに出会えると思うと、楽しみな気持ちでいっぱいですし。まもなく迎える4月29日(水・祝)のツアーファイナルでは、私たちがツアーを通して何を得たのか。私たちの作る音で、言葉で、この目で見たものを伝えられたらいいなと思っています!
(桃珈)

活動形態の大きな変化を経てなお、さまざまな縁が繋がって届いたユニットとしてのチャンスを着実に掴んでいく二人。そんな彼女らに今後の抱負を尋ねると、現状に満足することなく、さまざまな音楽や価値観を取り入れようとする貪欲かつ前向きな、明るい言葉が返ってきた。今後も二人は時代の潮流や音楽を柔軟に吸収し、Mashloeらしい“新世代ポップス”を築いていくのだろう。

より多くの方々に私たちを知ってもらえるように、ツアー中やその後はSNS活動に力を入れていきたいです。

ライブで伝えることとSNSで目に留めてもらうことは、同じことをしていても全く違う難しさがあります。ちゃんと顔を見て届けられるライブと、無限に見つけてもらえる可能性のあるSNS。どちらも並行して模索していきたいですね。
(桃珈)


MESSAGE

私たちはやっとスタートを切り走り出したところです。
たくさんの方と出会い、想いを届け、少しずつ私たちのことを知っていただけるように全力で駆け抜けていきたいと思います。
まずは今回のリリースツアー、最後まで頑張ります!
お近くの会場、どこかできっとお会いしましょう!

Mashloe

(取材/文・曽我美なつめ)


PROFILE

Mashloe(マシロ)

愛媛県を拠点に活動する、Vo.桃珈、Composer Aoiによるポップスユニット。懐かしさのアップデートをテーマに、次世代ポップスを展開している。

メンバー

桃珈(Vocal / Guitar)
Aoi(Bass / Composer)

活動開始

2025年

主な活動拠点

愛媛県松山市

HP / SNS

X @mashloe_band
Instagram @mashloe_official
YouTube @mashloe_jp

RELEASE

2nd Single
『Ivy』

リリース日:2026.1.16 Fri
形態:配信

LIVE

2nd single “Ivy”
release tour
「Timbre bouquet」

2026.4.29 Wed
ツアーファイナル@松山SALONKITTY

「ヂラフのFIND OUT!」で
あたらしいアーティストをもっと探す
ヂラフのFIND OUT!